チーズって実は発酵食品?知ればもっとおいしい“発酵チーズ”の世界
- Chiba Akane
- 6月6日
- 読了時間: 3分

皆さんは、普段よく食べるチーズが「発酵食品」だとご存知でしたか? 実は、ナチュラルチーズは乳酸菌などの微生物の力で作られる、まさに「発酵の芸術品」なんです! しかも、私たちの腸内環境にも良い影響を与える可能性があることがわかってきています。
今回は、チーズと発酵の驚くような関係、気になる栄養パワー、そして、おいしく楽しむための秘訣を皆さんにご紹介します!♩
🔸チーズはどうやって作られるの?〜発酵のチカラ〜
ナチュラルチーズは、牛や羊、山羊のミルクに「乳酸菌」や「レンネット(酵素)」を加えて固め、水分(ホエイ)を除去して発酵・熟成させることで作られます 。ここで大活躍するのが、ラクトバチルス属やストレプトコッカス属などの乳酸菌たちです 。
これらの乳酸菌が乳糖を分解して乳酸を生成することで、チーズは酸味や風味をもち、保存性も高まります 。さらに、保存性が高まるのも発酵のおかげなんです。種類によっては、熟成中に酵母や白カビ、青カビなどの微生物も加わることで、驚くほど多様な風味のチーズが生まれるんですから、微生物の力ってすごいですよね!
🔸チーズの栄養ってどうなの?〜腸活にも注目〜
チーズは、おいしいだけでなく栄養も満点なんです! 良質なたんぱく質、骨や歯を強くするカルシウム、そして体の調子を整えるビタミンB2やビタミンAを豊富に含んでいます 。
「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしちゃう…」という「乳糖不耐症」の方もいらっしゃいますよね。 でもご安心ください!チーズは発酵過程で乳糖が分解されるため、牛乳でお腹を壊しやすい「乳糖不耐症」の方にも比較的取り入れやすい食品です 。
そして、近年注目されているのが「腸活」との関係です! ナチュラルチーズには生きた乳酸菌が含まれる場合があり、これが腸内環境に影響する可能性があることがいくつかの研究で示唆されています 。ただし、発酵後に加熱処理されたチーズやプロセスチーズには、菌が含まれないことが多いので、腸活を意識するなら「ナチュラルチーズ」を選ぶのがポイントです !
(参考) "Probiotics and cheese matrix, Fernandez et al. (2015)
🔸いろいろある!ナチュラルチーズの種類と楽しみ方!
ナチュラルチーズには、本当にたくさんの種類があります 。代表的なものをいくつかご紹介しましょう 。
カマンベールチーズ(白カビタイプ)
ブルーチーズ(青カビタイプ)
ゴーダ、チェダー(熟成ハードタイプ)
フレッシュチーズ(モッツァレラ、リコッタなど)
種類によって菌種や熟成度が異なり、香りや味わいに個性があります 。日本の発酵食品である味噌やしょうゆとも好相性で、発酵×発酵のコラボを楽しむ食べ方も注目されています !
🔸まとめ🔸
「チーズは乳を発酵させることで作られる立派な発酵食品」です 。乳酸菌や酵母の働きによって、独特の旨味と香りが生まれ、栄養価も高いことがわかっています 。
今日から意識して「ナチュラルチーズ」を選んでみませんか?日々の食生活に取り入れることで、発酵食品の恵みをおいしく楽しむことができるでしょう ♩🌿
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皆様の食卓が、笑顔と健康で満たされますように😊
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